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言葉と物語、創作小説

頼まれもしないのに

「ネット・デビュー」とかいって。頼まれもしないのに、勝手に書いているだけじゃないかと思うけど。
渡部直己『必読書150』太田出版

 

ギャー!!

 

 頼まれもしないのに勝手に書く。書く以上は誰かに読んでもらいたいのだろうが、浅ましい気もする。誰も読まない文章に価値があるんだろうかと思うが、あるのかもしれないし、ないのかもしれない。ネットがあるから簡単に書いて公開することができるようになった。その影響は大きいだろう。書く人は爆発的に増えたのだと思う。みんな「読んで欲しい」から書くのだろうか? 頼まれてもいないのに。書いておいて自分に刺さる。